TRAIの動き②

2月1日から新しい契約にインドのテレビ視聴者は切り替えり必要がある。

とはいえ、予想通り進展していない模様。そもそも契約が変わること、また変える方法もわからない人たちも多数。

https://economictimes.indiatimes.com/industry/media/entertainment/many-viewers-yet-to-get-new-tv-tariffs/articleshow/67803642.cms

契約プロバイダーのサイトもしくは連絡して変更するのだが、全視聴者が能動的に変えることは難しく、決まったチャンネルをみんなが選ぶことになるため、自動的な切り替えのほうが望ましい気がする。

今回の変更は放送局にメリットはなく、政府が「これまでメディア領域を自由市場にしていた」ためにメスを入れている状況。

具体的にはサブスクリプションに対してGSTが発生していなかったのが、今回からGSTが発生するところが大きな変化。

これにより政府は新たな税金収入が入る。

代償として、視聴者から選ばれなかった放送局はサブスクリプションフィーを失い消えていなく。

その他、インドはBARC(Broadcast Audience Research Council India)という放送局、広告会社等によって2010年に設立された調査会社があり視聴率等を管理している。

当然局数が多ければその分調査費用も労力もかかるため、今回局数が減ることにより、BARCはコストが減ることで恩恵を受ける。

TRAIはたびたびBARCの意見を尊重をしているニュースがでているため、政府とBARCは同じ方向を向いて動き、放送局がどう抵抗もしくは受け入れながらビジネスを進めていくのが見どころです。




0コメント

  • 1000 / 1000