TRAIの動き①
インド電気通信規制庁(TRAI)は消費者に新しいケーブルチャンネルの枠組みから選択を1月末までに行うように発表。https://economictimes.indiatimes.com/industry/media/entertainment/trai-gives-a-month-to-consumers-to-choose-channels-under-new-regulatory-regime/articleshow/67288038.cms
インドのテレビ事情は日本と異なる。
ドゥールダルシャンという国営放送が1つあり、後は衛星テレビ。
Zee TV, Star TVやSonyなどの衛星チャンネル毎月約200ルピー弱払って、
チャンネル数は数百(?)と視聴可能になる。
当然人気チャンネルとそうでないチャンネルが出てくる。弱いチャンネルは視聴率が稼げないから広告収入が入ってこなく電波料&税金を払えない。(=国が儲からない)
よって今回の発表は「まとめて数百チャンネル視聴では税金が入ってこないので、アラカルトメニューという個人に選択権を与えて視聴費用を多くすることで税金も増やす」ことが目的なのかなぁって思う。
消費者への発表ではあるものの、選択権を与えれば反論の余地がでないですからね。
なお、個人からすると、まとめ売りで安かったのがいきなり同じ量を選ぶと高くなることが懸念。
放送局視点でいえば、セット販売することで高く広告枠を売れていたことに対して、弱小放送局を見れない世帯が出てくるのであれば、抱き合わせができなくなるから広告収入を減らす方向になる。
また視聴率測定など母数が変わるので相当複雑に。。。
TRAIは税金増えてよいが、放送局と消費者にとってはいい変化じゃないですね。
国は税金を上げるだけでなく、人々の生活向上も考慮した上で変更してほしいです。
1月末までに仕組み自体を変えるのは放送局も話し合う必要がありすぐにはまとまらない気がする。。。
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